

ABSOLUTE GREATEST NARRATIVES IN JAPANESE
WE WILL ROCK YOU
ブライアン・メイ:お馴染みの「ドンドンチャ」のリズム。多分、僕らがロック・ユーやチャンピオンのレコーディングを始めたときには、誰もこれから何が起きるのかなんて知らなかったと思うよ。でも、その当時から僕らの中ではオーディエンスが参加するっていうアイディアは確実にあって、スタッフォードのビングリーホールではオーディエンスがコンサートを乗っ取っちゃって。そうだね、あれがきっとバンドの転機になったんじゃないかな、多分。
ロジャー・テイラー:そうだよ。なんていうか、テーマ曲みたいになってさ。もちろん、俺らのミュージカルのタイトルにもなってるんだけど...
ブライアン・メイ:うん。ほとんどの人はこの曲が実際に作られた曲だっていうふうには考えたりしないと思うんだけど、それが最高に光栄なこと。多分、みんなこの曲がいつもそこにあったもの、誰かが作った伝統的な歌みたいに思ってて...。それは素晴らしいことだと思うよ。
ロジャー・テイラー:それに、例えば6才ぐらいの子供でもさ、この曲は知ってるんだよね。それって面白い。ここの部分には楽器が入ってないんだよね、これ以外には。ギターが始まって、で、それだけなんだよね。この曲には、ギター以外に他の楽器が入ってないの。
ブライアン・メイ:この曲は、多くの人々の中でそれぞれ違うものとして存在しているんだよ。それが本当に素晴らしいことだと思っている。
ロジャー・テイラー:ダブルAサイドとしては、この曲が俺らにとって初めての正式な全米ナンバーワンだったと思うよ。
ブライアン・メイ:そう、その通り。「キャッシュボックス」でね。覚えてるよ。
ロジャー・テイラー:そうそう、そうだった。レコードは...
WE ARE THE CHAMPIONS
ロジャー・テイラー:アメリカではこの曲と2曲一緒にリリースされたんだよね。これも俺らのテーマ曲みたいな感じだけど。
ブライアン・メイ:それにこの曲は、どの分野でも国際的な賛歌になった...あらゆるスポーツ、その他にも本当に多くの分野で。政治家とか、何でも!すごいことだよ。フレディが書いたリリックを初めて聞いたときに、衝撃を受けたのを覚えてる。それでフレディが、おまえが考えてるほど傲慢な感じの歌詞じゃないよ、って説明してくれてさ。みんながチャンピオンになったかのような気持ちを表現してるわけで、その心の情景がものすごくしっくりくる。
ロジャー・テイラー:うん。何ていうか、みんなが集まって俺らになるっていうか、俺らみんな一つ、俺らが全て、みたいな。すごいよ、すごい曲だと思うよ。
ブライアン・メイ:この曲が初めて公表されたのがビデオを制作したときでね。ウェンブリーにある小さな劇場を貸し切りにしてかなりの数のファンを集めてこの曲を演奏したんだよ。ファンのみんながまだ知らない曲だったから、一度演奏して聴いてもらったんだけど。曲が終わるまでには、ファン側も何をすればいいのか全員ちゃんと理解しててさ。応援的なレスポンスが出来上がった...
ロジャー・テイラー:いや、劇場はドゥルーリーレーンのニューロンドンシアターだったよ...
ブライアン・メイ:え、ドゥルーリーレーン?
ロジャー・テイラー:うん、ロンドンの。
ブライアン・メイ:それは知らなかった。どうしてウェンブリーだって思い込んでたんだろう? 僕っ
て何にもわかっちゃいない。
ロジャー・テイラー:別の方では、「FRIENDS WILL BE FRIENDS」をやったよ。
ブライアン・メイ:ああ、そうだったね!その通りだ。それがウェンブリーでやった方だった...こういう事実や数字なんかはロジャーにきかないと、ね?僕みたいなタイプは、何でもはっきり思い出せなくなっちゃうんだよね。でも、ファンのみんなの前で演奏したときはすごく気持ちよかったよ。
ロジャー・テイラー:何年間もの間、ライブのセットの最後にこの曲を持ってきたと思うんだけど、いつも...その夜のクライマックスにピッタリきてるなって感じてたよ。
ブライアン・メイ:そうだね。この曲ができたときは、フレディが一番輝いていた瞬間の一つだったと思うよ。
DON'T STOP ME NOW
ブライアン・メイ:ああ、思い出深い曲、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」。大ヒットしたからね。フレディがいたらすごく喜ぶはずだよ、こんなにヒットするなんて、ってね。ヘン・ナイトで歌われたり、一般的にはトーチソングとしても知られてる。本当に素晴らしいことだよ。
ロジャー・テイラー:ジェラミー・クラークソンたちの自動車番組「トップ・ギア」でやった視聴者アンケートで、運転中に聴きたい曲にこの曲が選ばれたんだよ...。ジェームズ・メイがわざわざ海外まで来て、俺のとこにトロフィー届けに来てさ。また、そのトロフィーがすごく安っぽくてかっこ悪いの。俺はそのときサルディニアにいたと思うんだけど。
ブライアン・メイ:確かそのトロフィーを、海に投げ捨ててたよね。
ロジャー・テイラー:うん、海に投げ捨てた。でもね、それは...、みんなが運転するときに聴きたいって思ってくれてることを知ることが出来たのは、すごくよかった。ドライブにピッタリの曲だし。この曲もまた、ポップ感が強くて商業的なんだけど、リリックの内容が賢くって、でもブライアンはあまりこの曲好きじゃないんだよね。
ブライアン・メイ:そうだね、あんまり...。わりとフレディが持ってるポップ的な要素が強く出てるし。僕たちが作るべきものはこれでいいのかな、って疑問に思ってた。それに、フレディ自身に起こってることがリリックの内容にもなってて、フレディを脅かしてることがそこに書かれているんじゃないかなともみんな感じてたし。おそらく、ある意味そうだったんだよね。でも一方で、喜びとか楽観的な感覚なんかがこの曲に満ちてて...
ロジャー・テイラー:うん、とっても喜びの感覚に満ちた曲だよね。奴はまだちょっとだけ冗談半分でやれる部分を持っててさ、「俺はロケット、俺は爆弾だ」みたいな。いいフレーズだよね。
ブライアン・メイ:そう、いつも通り賢くてユーモアがある。ピアノの勢いもすごくいい。
ロジャー・テイラー:ここの、「ミスター・ファーレンハイト」。このフレーズもいい。自分のことをこんな風に呼べるのは、からかい半分でできる奴だ。そうじゃないと、こんなこと言えないからね。
KILLER QUEEN
ブライアン・メイ:フレディといえば...。この曲は「シアー・ハート・アタック」に収められた曲なんだけど、これもまた、大きな変化だったんだよね。この曲を初めて耳にする人はきっと...驚いた人が多かったと思うんだけど。期待とは違ってるだろうし、ロックじゃないし。とっても複雑でデリケートな曲だから。
ロジャー・テイラー:うん。ノエル・カワードやコール・ポーターなんかを思わせる。
ブライアン・メイ:僕もそう思う...、僕が思うには...。
ロジャー・テイラー:けっこうユニークで。
ブライアン・メイ:...とてもきれいに仕上がった曲でね。メンバー全員で作った曲だけど、自分のことを楽曲者の中にはいれないな。僕が中心となって制作したわけじゃないから。でもね、ただ...音の中にスペースの余裕がすごくあるっていうか、でもそれでいて実は色んなころが起こってて、それが調和してる。ポップミュージックとしては大好き。
ロジャー・テイラー:ギターがすごくいいし、それに...
ブライアン・メイ:ロジャー、サンキュー。
ロジャー・テイラー:それに他の楽器もいいし、構成にはすばらしいものがある。この曲は制作の過程から何だか特別な感じがするってみんな思ってて...、だから何テイクも繰り返して録ったのを覚えてる。他の曲では、この曲ほど何テイクもやったことないし。フィーリングがさ、自分でよしって思えるところまでいかないとだめだったっていうか...何ていうか、ピッチもこれしかないって思える高さじゃないとだめで。重量感がありつつ軽くもある感じで。だから、そのバランスをとりながら演奏するのがかなり難しかった。
ブライアン・メイ:バッキングトラックが素晴らしい。クリックトラックももちろん使ってないし、機械も使ってない。
ロジャー・テイラー:そう、全部ライブ演奏で。
ブライアン・メイ:プロツールは使ってない。実際に人が弾いてる音なんだよね。ロジャーがバッキングトラックを録ってたとき、僕は入院してた気がするけど。
ロジャー・テイラー:うん、俺らは...
ブライアン・メイ:うーん、よく思い出せない。僕はその当時かなり体調を崩してて、退院したら曲の制作はほとんど終わっててさ。それで、バッキングヴォーカルがひどく耳障りだったからフレディのことを怒ってさ。だからもう一度みんなで全部歌入れし直して。
ロジャー・テイラー:うん、全部やり直したんだよね。
ブライアン・メイ:それで、もうちょっとだけ甘い感じになったんだよね。あ、それから、このギターソロなんだけど、僕といえばこのギターソロを思い出してもらえるとすごく嬉しいな。でも、この曲は完全にフレディ的。こういう感じのものを作ってて俺はロックスターだって言える奴は他にいないからね。
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